フレームシンクロナイザとは
映像信号には全て同期信号が付いており、この同期信号に従って送信側(カメラ)と受信側(モニター)の映像を合わせています。しかし、送信側と受信側の同期信号のタイミングがバラバラであるため、受信側は次のタイミング指示がくるまで映像信号を映像にすることができません。(映像が不安定になったりノイズが走ったりする)
この状態を解消するために、映像信号に付いている同期信号を一度外し、改めて付けなおし同期のタイミングを合わせるための機器となります。
RS-1550Bの主な特徴
- 入力信号は、VGA@60 ~ UXGA@60,WUXGA@60(RB),2048×1152(RB)およびD1~D5相当のHDMI互換信号に対応。
- 別売のDVI⇔HDMI変換コネクタを併用することにより、HDMI信号にも対応します
- HDCP(著作権保護機能)対応。なおHDCP対応の映像を入力する場合は、出力側の機器(ディスプレイ等)もHDCP対応である必要があります。
- 入力部EDID(DDC通信)エミュレーション機能搭載。
- ほとんどの入力解像度に対してリアルサンプル対応(最大ピクセルクロック 165 MHz)
- 640×480(VGA@59.94)~2,048×1,080(2K)まで、計20種類以上の出力解像度に対応します。また、出力設定された解像度へ全自動でリサイズ処理できます。
- 入力信号の切り替え変化等に即座に対応し、出力映像を擬似シームレス接続表示させる機能があります。このときの映像繋ぎ方法は、ワイプやフェーダー、カット、フリーズなどのトランジション効果を付けることもできます。
- 90度映像回転機能を装備しました。
- 出力ケーブル補償は、2系統別々に設定可能です。
- RS-232C端子を装備。外部制御が可能です。
仕様書:rs-1550b