サーマルカメラ

おはようございます。

3plexの和田です。
今日は出張で札幌に来ています。コロナの影響も徐々に収まってきましたね。
つい最近までは都道府県を超えての移動することがあっても周囲に話しづらい環境でした。
今日の羽田空港はすいてはいましたが、そこまでガラガラというほどではなかったです。

 

コロナの影響もあり、サーマルカメラの導入を検討されている施設や会社さんが増えていますね。
補助金もあるので導入しやすくなっていることも追い風なのかもしれません。

サーマルカメラはクセのあるカメラです。特に人体検温は小さな誤差が人を不安にさせたり誤解を招いてしまったりします。設置環境や商品選定はとても重要です。

我々防犯カメラやセキュリティ機器業界はサーマルカメラになじみが深いです。
海上防犯でサーマルカメラを活用したり(夜間の海上で外部から侵入者を検知するのに優れています。)、ゴミやコークスなどの発熱や発火、アイドリングしている車の検出、
サーマルカメラを様々なシーンで活用してきました。

ただ、上記tの案件と人体検温との最大の違いは誤差の許容度です。
例えばゴミの発火対策は数度の誤差があっても問題にはなりにくいですし、
海上防犯では一定以上の温度がある物体を検知するわけですから言うに及びません。

HIKVISIONサーマルカメラ

HIKVISIONサーマルカメラ

人体検温の場合は0.5が許容度の限界だと思います。
商品の仕様で誤差0.5度とあっても、これはメーカーが推奨する環境で使用しての誤差です。
設置環境や設置方法によってもっと大きな誤差がでてしまいます。

実際の導入前にデモで仮設置や、きちんとした体温計で測定しながら誤差の程度を把握する必要があると思います。

弊社では数機種の実機を用意しております。ご希望の方には事前のデモもお勧めしております。