土用の丑の日

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今年も暑いですね。
土用の丑の日は社内ランチ会で鰻の釜めしを頂きました。

鰻の釜めしのひつまぶし。
最初の一杯はそのまま。2杯目は薬味をかけてちょっと味を変えて。
私はネギと刻みのりをかけて、わさびをちょこっとのせて頂くのが好きです。鰻とたれがしみ込んんだご飯にワサビの爽やかな辛み、ネギとノリの香りがたまりません。

精を付けて今年の夏も楽しみます!

実はこの鰻。かつては秋から冬の方が多く食べられる食べ物でした。
10月から冬眠する冬場にかけて脂が乗ります。しっかり脂が乗った鰻を炭火で焼いてご飯に乗せて頂く。想像しただけで垂涎です。

冬においしいはずの鰻も今では鰻は夏の食べ物。土用の丑の日にピークを迎えます。
時は江戸時代。店内で火を使うし、味も濃い鰻は夏バテにはきつく夏場は売り上げが落ちていました。夏バテ以前にお店の経営が夏を乗り越えられなさそうな鰻屋の店主はある人に相談します。

その人こそあの平賀源内です。
鰻屋の店主から相談を受けた平賀源内は夏バテ対策には土用の期間(立秋の前18日間。今年は7/19から8/4)の丑の日に鰻を食べたらいいよとキャンペーンを打ちます。それが大当たりし今の土用の丑の日に鰻を食べるという習慣にいたります。

平賀源内は1700年代半ばの人物。仮に1750年にキャンペーンを打ったとしても2021年まで271年間。271年分の鰻がもたらした経済効果は計り知れません。平賀源内は発明家、学者、文化人(作家・画家)として知られていますが、コンサルタントやインフルエンサーとしてもすごい人物だったのでしょう。

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